胡蝶蘭の色

胡蝶蘭を贈る際には同時に立て札も付けられて贈られるのですが、この立て札には送り主のみ記載するパターンと、先方と送り主の双方を記載するパターンがありますので、どちらが良いか決めてから花屋に依頼を出しましょう。また、昇進祝いに合わせてメッセージなども贈ると心が籠った贈り物として、先方も喜んでくれることでしょう。文例やテンプレートとしてはこの度の○○(新たな役職名)へのご昇進、誠におめでとうございます、といったビジネス的な慣用句を簡素に記すだけでも十分ですので、余り凝りすぎて意味の伝わらないものにならないよう注意しましょう。

胡蝶蘭基本的に贈られる胡蝶蘭の色は様々なものが選ばれる傾向にありますが、胡蝶蘭は色によって花言葉や意味合いなどが変わるものですのでその点にも注意を向けると、一味違った評価を得られるかもしれません。白色の物は「清純」桃色の物は「あなたを愛しています」黄色の物は特定の花言葉でなく金運や商売繁盛の意味を持っています。その他の胡蝶蘭については特別な意味は特になく、白地に中心部が赤の胡蝶蘭は紅白の色合いから縁起が良いものとされ、紫の胡蝶蘭は高級感を演出するギフトとして選ばれる傾向にあります。贈る相手の好きな色として選ぶのも良いでしょうし、こう言った胡蝶蘭の色の意味を考えて贈るのも、先方が花の意味を知っていた場合とても喜ばれると思います。

基本的なマナー

胡蝶蘭・祝胡蝶蘭を送る上でしっかりと知っておきたいマナーは、まず宛名でしょう。これは相手方の昇進後の正式な役職名と氏名を添えて送らなければなりません。これは電報や手紙を贈る際も同様ですので、贈る前に必ず正式な役職名を確認しておきましょう。続いて昇進祝いを贈るタイミングや場所についてですが、これは正式な辞令を確認してから一週間以内に贈れば良いとされています。場所については当然相手の会社宛に前述の通りの宛名で贈るようにしましょう。ただし、辞令日前に贈りたいという場合は御内定御祝等の表書にして自宅に贈るなどの配慮をするべきでしょう。

これらの事を注意して送れば社会人のマナーとして問題ない行動ととれる事でしょう。ただし、人事異動というのは得てして複数人が同時に移動する事が多いので、贈るべき相手がその人だけなのか良く確認する事を忘れてはいけません。もしも、取引先の課長が新しく部長に就任し、同時に取締役の一人が新社長に就任していた、という時に部長にしか祝いの花や手紙を贈らないというのでは後々角が立ちます。また、そうした場合には贈る花のグレードにも気を配るべきでしょう。他にも注意点としては相手方の会社規約などによって祝いの品の受け取りを辞退している場合がありますので、贈る前に事前の確認は欠かさないようにしましょう。

人事就任には胡蝶蘭を

人事などの就任祝いに贈る花として最もポピュラーなものは胡蝶蘭とされています。特に会社役員であったり社長であったりといった高い役職の人事となると、贈る側となる取引先にとってはここで粗相をしようものなら今後の取引に悪影響を起こしかねないと戦々恐々する事でしょう。それは言いすぎとしても、知っていて当たり前のビジネスマナー、とされるような就任祝いの胡蝶蘭についてミスをしてしまったなら、知りませんでした、では済まされない問題となるのは火を見るより明らかでしょう。

胡蝶蘭東南アジアなどの温暖な気候を中心に分布するラン科の植物である胡蝶蘭は、その独特の立てに連なる花弁が気品を感じさせる見た目から贈り物などに選ばれる事が多く、そこにあるだけで豪華な、華やかな気分にさせてくれる植物です。胡蝶蘭の花言葉は色ごとにいくつかあるのですが全てに共通している物は「幸福が飛んでくる」という物です。この花言葉だけでも祝いの席に贈り物として選ばれる理由にうなずけるという物でしょう。また、ランは繁栄のシンボルとされており、そうした点でも贈り物に適していたのでしょう。

胡蝶蘭を送る上で知っておきたい事として、基本的に胡蝶蘭は街中の花屋などにはおいていない事が殆どです。ですので、注文する際にはネットでの通販を利用するのが良いでしょう。サイトによっては東京都内であれば当日配送も可という所もありますので、もし万が一、何らかの手違いで胡蝶蘭などの祝いの花を贈る手続きが済んでいなかった場合でもギリギリで間に合う可能性もあります。